配信期間:2025年11月14日まで
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オハナの皆さま、こんにちは。アキ・ソラーノです。いつもライブ&アーカイブでご参加いただき、ありがとうございます。心から感謝申し上げます。今回も瞑想会の振り返りをお届けします。アーカイブをご視聴いただく際にお役に立てれば幸いです。
今日のディープマインドフルネス®瞑想会では、ヨガ・スートラ第3章第35節に焦点を当て、「心と真我の区別」をテーマに実践を深めました。
この節では、「心と真我(プルシャ〈本当の自分・純粋な意識〉)は全く異なるものである。通常、日々の暮らしの中で両者を区別することは少ないが、自己の本質にサンヤマ(深い瞑想)を行うことで真我の知識が現れる」と説かれています。
सत्त्वपुरुषयोः प्रत्ययाविशेषो भोगः परार्थत्वात्स्वार्थसंयमात्पुरुषज्ञानम्
(Sattva-puruṣayoḥ pratyayāviśeṣo bhogaḥ parārthatvāt svārtha-saṃyamāt puruṣa-jñānam)
この節の核心メッセージは、私たちが日常的に「自分」だと思っているものは、実は変化する心であり、真我ではないということです。
たとえば、「私は今日、イライラしている」と感じるとき、実際には「心がイライラしている状態を、純粋な意識が観察している」のです。しかし、私たちは無意識のうちに「イライラ=私」と同一視してしまいます。
さらに、「私は不安だ」「私は幸せだ」「私は失敗した」などのすべての感覚は、実は心という道具が映し出す映像であり、それを観察している純粋な意識こそが真我、すなわち本当の自分なのです。
この混同が、ヨガ・スートラではボーガ(bhoga:経験・享受)の根源とされています。なぜなら、変化する心と真我を同一視することで、心の波に翻弄され、苦しみが生まれるからです。
したがって、ヨガの真の目的は、単に心を静めることではなく、「心を観察している純粋な意識(本当の自分)」に目覚めること、すなわちヴィヴェーカ・キヤーティ(識別知)を確立することなのです。
世界中の現代ヨガ哲学・心理学においても、この「観察者と観察対象の識別」は、マインドフルネス実践の核心として高く評価されています。神経科学の研究でも、この観察者意識を確立することが、感情調整・ストレス軽減・ウェルビーイングの向上に直結することが実証されています。
今回の実践では、単なる感情のコントロールではなく、「感情を観ている意識」に気づくという、より深い自己理解への扉を開いていきます。
それでは、科学的なエビデンスと古典的ヨガ哲学の両方を背景に、安心して本当の自分に出会う時間を共に過ごしましょう。
「心と真我の区別」
1)最初に手足・体をブラブラ動かし、その後ストレッチ
2)両方のヒップ(坐骨)を座面に安定させる
3)骨盤を立てて中立の位置に保つ。このとき反り腰に注意
4)背中を伸ばし、肩は耳から遠ざける
5)手は太ももの上に軽く置き、指先を軽く曲げる。視線は前方に向ける
6)吸う:背中を伸ばす。この時、胸やお腹も膨らむ
7)吐く:ゆっくりとお腹を凹ませる
8)4呼吸ホールドした後に、息を吐きながらポーズからぬける
1)椅子に座った山のポーズをとる
2)両腕を前に伸ばし、右腕を左腕の下にクロスさせる
3)肘を曲げて、手のひらを合わせる(できれば)または手の甲同士を合わせる
4)肘を鎖骨の高さまで上げ、肩甲骨の間を広げる感覚
5)5-8呼吸キープし、首を左右に傾ける
6)姿勢を戻した後に腕を解放して、反対側も同様に行う(首を前後に倒す)
今回の瞑想会でご紹介した呼吸法および瞑想法についてご案内します。これらの実践は、脳のさまざまな領域に変化をもたらし、自律神経システムの調整など、多くの効果が期待できます。さらに、自分自身と向き合うことで、自分との関係を深め、さまざまな気づきを得ることができます。
🟣基本となる呼吸法
🟣心と真我の区別を確立するヴィヴェーカ呼吸法
🟣チンムドラー・プルシャ呼吸法(真我覚醒の呼吸)
🟣真我と出会う深い瞑想法:アートマ・ヴィチャーラ
◉私は、変化する心ではなく、それを観察する純粋な意識です。私は健康で、最高に理想とする人生を歩んでいます。ありがとう。
◉瞑想の対象: 思考や感情の波が起こっても、それを静かに観察している純粋な意識としての自分。その意識は広大で、平和で、何にも揺るがされない。この状態で、最高に理想とする人生を歩んでいる状態
◉この一週間を振り返って、あなたが「心(思考や感情)」と「本当の自分」を混同していた瞬間はいつでしたか?
◉「私は怒っている」ではなく「心が怒りを経験している」と気づけた(または気づけなかった)場面はありますか?
◉今後、強い感情や思考に巻き込まれそうになった時、「本当の私」をどのように思い出し、一緒に過ごしますか?
瞑想を実践することで、より豊かで幸福な人生を創造する力が身につきます。あなたに起こった良い変化や引き寄せたことなどを、ぜひ教えてくださいね。また、ご質問などがありましたら、遠慮なくLINEメッセージでご連絡いただければ幸いです。
それでは、本日も良い一日をお過ごしください。また、次回お目にかかるのを楽しみにしております。
アキ・ソラーノ
ナマステ
配信期間:2025年11月5日まで
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オハナの皆さま、こんにちは。アキ・ソラーノです。いつもライブ&アーカイブでご参加いただき、心より感謝申し上げます。今回も瞑想会の振り返りをお届けします。アーカイブをご視聴いただく際の参考になれば幸いです。
今回の瞑想会では、「純粋なハートと出会う」をテーマに、ヨガ哲学『ヨガ・スートラ』第3章第34節に焦点を当てました。
この節では、「ハート(心臓)に意識を集中することで、心(チッタ)の本質を理解できる」と説いています。
ここでの「ハート」は単なる感情の象徴ではなく、内なる気づきや自己理解の中心・拠点であり、ハートを純粋に保つことで心の本質をより明確に理解できると強調されています。
逆にいえば、ハートの純粋性が曇ると自分への理解も失われ、迷いや混乱を生じてしまうかもしれません。
そのため今回は、「ハート=自己を俯瞰する観察拠点」として捉え、単なる“愛”や感情表現を超えた意識での実践を行いました。
『ヨガ・スートラ』第3章34節の教えは、内なる静寂に耳を澄まし、思考や感情の波を観察することで自己理解を深める智慧として、現代のヨガ哲学や心理学の分野でも高く評価されています。
それでは今回も、科学的エビデンスと古典的ヨガ哲学の両方を背景に、安心してご自身のハートに優しく意識を向ける時間を過ごしましょう。
「純粋なハートと出会う」
1)両方のヒップ(坐骨)を座面に安定させる
2)骨盤を立てて中立の位置に保つ。このとき反り腰に注意
3)背中を伸ばし、肩は耳から遠ざける
4)手は太ももの上に軽く置き、指先を軽く曲げる。視線は前方に向ける
5)吸う:背中を伸ばし、胸やお腹も膨らませる
6)吐く:ゆっくりとお腹を凹ませる
7)4呼吸分ホールドした後に、息を吐きながらポーズから抜ける
8)最初に手足・体をブラブラと動かす。ストレッチ
1)椅子に座った山のポーズをとる
2)両腕を前に伸ばし、右腕を左腕の下にクロスさせる
3)肘を曲げて、手のひらを合わせる(できれば)または手の甲同士を合わせる
4)吸いながら肘を少しアップさせ、肩甲骨の間を広げる
5)ポーズに留まりホールド
6)腕を解放して、反対側も同様に行う
今回の瞑想会でご紹介した呼吸法および瞑想法についてご案内します。これらの実践は、脳のさまざまな領域に変化をもたらし、自律神経システムの調整など、多くの効果が期待できます。さらに、自分自身と向き合うことで、自分との関係を深め、さまざまな気づきを得ることができます。
🟣基本となる呼吸法
🟣サットヴァ覚醒の心拍同期呼吸法
🟣ハートの慈悲と浄化呼吸法
🟣ハート洞窟の純粋意識瞑想
◉私は、ハートを純粋にすることができ、健康で最高に理想とする人生を歩んでいます。ありがとう。
◉瞑想の対象:ハートを純粋にすることができ、健康で最高に理想とする人生を歩んでいる様子
◉今日の瞑想中、胸の中心(ハート)に意識を向けたとき、どのような感覚や気づきがありましたか?そこには純粋さ、温かさ、光、あるいは他の質がありましたか?
◉瞑想を通じて、あなたのハートから手放すべき「不純なもの」(批判、恐れ、執着など)は何だと感じましたか?そして、その代わりにハートに満たしたい純粋な質(慈悲、平静、喜びなど)は何でしょうか?
◉この一週間、日常生活の中で心が波立つ(チッタ・ヴリッティが起こる)瞬間があったら、今日の『サットヴァの感覚』を思い出し、どのようにハートを純粋に保ちますか?
瞑想の実践を重ねることで、より豊かで幸福な人生を創造する力が育まれます。瞑想によって起こった良い変化や気づきがあれば、ぜひLINEで教えてください。また、ご質問などもお気軽にお寄せくださいね。
それでは、本日も穏やかで美しい一日をお過ごしください。また次回の瞑想会でお会いできるのを楽しみにしています。
アキ・ソラーノ
ナマステ
Terra Hawaii Consulting L.L.C
(テラ ハワイ コンサルティング)
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加藤 寛(アロハサポート株式会社 代表)
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