ディープマインドフルネス®瞑想会

アーカイブ配信ページ

各アーカイブのパスワードはLINEでお知らせしています

【目次】

瞑想会音声アーカイブ(2025年11月05日開催)

アーカイブ視聴はこちら▼

配信期間:2025年11月24日まで

パスワードはLINEをご覧ください

📍「Vimeoにサインインしてこの動画を視聴する」と表示されている場合は、視聴期限が切れており配信は終了しています。

瞑想会の参考画像と簡単な解説

オハナの皆さま、こんにちは。アキ・ソラーノです。いつもライブやアーカイブでご参加いただき、ありがとうございます。心より感謝申し上げます。今回も瞑想会の振り返りをお届けいたします。アーカイブをご視聴の際にお役立ていただければ幸いです。

今回のディープマインドフルネス®瞑想会は、満月にちなんだ「満月瞑想会」を開催しました。11月の満月は「ビーバームーン」と呼ばれ、今年は特に明るく大きく見えるスーパームーンとして注目されました。

満月は、変化する心の状態をより鮮明に観察できる特別な時期です。感情や思考が高まりやすいこの日は、それらを「観察している意識」——すなわち真我(プルシャ/本当の自分)をより身近に感じられるチャンスでもあります。

インド暦では、この満月は「カルティク・プールニマー」と重なることが多く、浄化・感謝・慎み深さを実践する日として尊ばれています。

今回の瞑想会では、その意味を踏まえて「浄化と感謝」をテーマに行いました。サンスクリット語で浄化は शुद्धि (śuddhi/シュッディ) といいます。

浄化とは、単に不要なものを手放すことではなく、心と真我を混同している状態から、それらを明確に識別することを意味します。

たとえば「私は不安だ」と感じるとき、実際には「心が不安を経験している状態を、純粋な意識が観察している」のです。しかし、満月のエネルギーで感情が高まりやすい時期には、私たちはつい「不安=私」と同一視してしまいがちです。

ヨガ・スートラは、この混同を解く智慧を示しています。第1章第2節では「ヨガとは心の働きを静止させることである」と説き、第3章第35節では「心と真我(プルシャ)を識別する智慧」の重要性を教えています。今回の瞑想会では、これらの教えを体験的に深めていきました。

科学的エビデンスと古典的ヨガ哲学の両面を背景に、安心して「本当の自分」と出会う時間を共に過ごしましょう。

🟠今回のキーワード

「浄化と感謝」

🟠今回のムービングメディテーション

【椅子に座った山のポーズ】

1)最初に手足・体をブラブラ動かし、その後ストレッチ

2)両方のヒップ(坐骨)を座面に安定させる

3)骨盤を立てて中立の位置に保つ。このとき反り腰に注意

4)背中を伸ばし、肩は耳から遠ざける

5)手は太ももの上に軽く置き、指先を軽く曲げる。視線は前方に向ける

6)吸う:背中を伸ばす。この時、胸やお腹も膨らむ

7)吐く:ゆっくりとお腹を凹ませる

8)4呼吸ホールドした後に、息を吐きながらポーズからぬける

【気の流れを整えるツボ押し前屈】

1)椅子に座った山のポーズをとる

2)膻中(だんちゅう):胸中央の骨の上にあるツボを両手で軽く押す

3)吐きながらゆっくりと前屈し、吸いながら戻る

4)これを数回繰り返す

【気の流れをよくするツボを押した前屈の動き】

膻中(だんちゅう)は鎮静・安定の作用があり、自律神経を整える効果もあります。
緊張や不安の軽減にも有効です。痛みを感じる場合は、優しく押してあげましょう。

🟠今回の呼吸法と瞑想法

今回ご紹介した呼吸法・瞑想法は、脳のさまざまな領域を活性化し、自律神経系を整えるなどの効果が期待できます。自分と向き合い、深い気づきを得るための時間として活用してください。

🟣基本となる呼吸法

🟣浄化と感謝のシュッディ月の呼吸法

🟣アンジャリ ムードラ を用いた灯明の呼吸瞑想

🟣満月の浄化と感謝瞑想

【気の流れをよくするツボを押した前屈の動き】

1. 親指・薬指・小指を立て、他の指は折り込む
2. 親指で右の鼻を閉じ、左の鼻から息を吸う
3. 薬指で左の鼻を閉じ、右の鼻からゆっくり吐く
4. これを穏やかに繰り返す

🟠今回のアファメーション

◉私は、変化する心を観察する純粋な意識です。私は浄化され、感謝で満たされています。私は健康で、最高に理想とする人生を歩んでいます。ありがとう。

🟠今回のイメージ瞑想

◉瞑想の対象: 満月の光に照らされ、心の濁りが浄化されていく自分。浄化されたハートに感謝の灯明が灯り、その光(観照意識)は広大で、平和で、何にも揺るがされない。この状態で、最高に理想とする人生を歩んでいる。

🟠今回のセルフコーチング

◉今日の瞑想中、「観察している意識(プルシャ)」に気づいた瞬間はありましたか?その時、どのような感覚(静けさ、広がり、光、温かさなど)がありましたか?

◉この一週間を振り返って、あなたが「手放したいもの(浄化したいもの)」と「感謝したいもの」は何ですか?満月の光のように、それらを明確に照らし出してみてください。

◉今後、満月の夜(または感情が高まる時)に、今日学んだ「観照意識(プルシャ)」や「シュッディ(浄化)」をどのように思い出し、日常生活で活用していきたいですか?

瞑想を実践することで、より豊かで幸福な人生を創造する力が育まれます。あなたに起こった良い変化や気づきがあれば、ぜひシェアしてくださいね。また、ご質問などありましたら、遠慮なくLINEメッセージでご連絡ください。

それでは、本日も良い一日をお過ごしください。また次回お目にかかれるのを楽しみにしております。

アキ・ソラーノ

 

ナマステ

瞑想会音声アーカイブ(2025年10月28日開催)

アーカイブ視聴はこちら▼

配信期間:2025年11月14日まで

パスワードはLINEをご覧ください

📍「Vimeoにサインインしてこの動画を視聴する」と表示されている場合は、視聴期限が切れており配信は終了しています。

瞑想会の参考画像と簡単な解説

オハナの皆さま、こんにちは。アキ・ソラーノです。いつもライブ&アーカイブでご参加いただき、ありがとうございます。心から感謝申し上げます。今回も瞑想会の振り返りをお届けします。アーカイブをご視聴いただく際にお役に立てれば幸いです。

今日のディープマインドフルネス®瞑想会では、ヨガ・スートラ第3章第35節に焦点を当て、「心と真我の区別」をテーマに実践を深めました。

この節では、「心と真我(プルシャ〈本当の自分・純粋な意識〉)は全く異なるものである。通常、日々の暮らしの中で両者を区別することは少ないが、自己の本質にサンヤマ(深い瞑想)を行うことで真我の知識が現れる」と説かれています。

सत्त्वपुरुषयोः प्रत्ययाविशेषो भोगः परार्थत्वात्स्वार्थसंयमात्पुरुषज्ञानम्
(Sattva-puruṣayoḥ pratyayāviśeṣo bhogaḥ parārthatvāt svārtha-saṃyamāt puruṣa-jñānam)

この節の核心メッセージは、私たちが日常的に「自分」だと思っているものは、実は変化する心であり、真我ではないということです。

たとえば、「私は今日、イライラしている」と感じるとき、実際には「心がイライラしている状態を、純粋な意識が観察している」のです。しかし、私たちは無意識のうちに「イライラ=私」と同一視してしまいます。

さらに、「私は不安だ」「私は幸せだ」「私は失敗した」などのすべての感覚は、実は心という道具が映し出す映像であり、それを観察している純粋な意識こそが真我、すなわち本当の自分なのです。

この混同が、ヨガ・スートラではボーガ(bhoga:経験・享受)の根源とされています。なぜなら、変化する心と真我を同一視することで、心の波に翻弄され、苦しみが生まれるからです。

したがって、ヨガの真の目的は、単に心を静めることではなく、「心を観察している純粋な意識(本当の自分)」に目覚めること、すなわちヴィヴェーカ・キヤーティ(識別知)を確立することなのです。

世界中の現代ヨガ哲学・心理学においても、この「観察者と観察対象の識別」は、マインドフルネス実践の核心として高く評価されています。神経科学の研究でも、この観察者意識を確立することが、感情調整・ストレス軽減・ウェルビーイングの向上に直結することが実証されています。

今回の実践では、単なる感情のコントロールではなく、「感情を観ている意識」に気づくという、より深い自己理解への扉を開いていきます。

それでは、科学的なエビデンスと古典的ヨガ哲学の両方を背景に、安心して本当の自分に出会う時間を共に過ごしましょう。

🟠今回のキーワード

「心と真我の区別」

🟠今回のムービングメディテーション

【椅子に座った山のポーズ】

1)最初に手足・体をブラブラ動かし、その後ストレッチ

2)両方のヒップ(坐骨)を座面に安定させる

3)骨盤を立てて中立の位置に保つ。このとき反り腰に注意

4)背中を伸ばし、肩は耳から遠ざける

5)手は太ももの上に軽く置き、指先を軽く曲げる。視線は前方に向ける

6)吸う:背中を伸ばす。この時、胸やお腹も膨らむ

7)吐く:ゆっくりとお腹を凹ませる

8)4呼吸ホールドした後に、息を吐きながらポーズからぬける

【椅子で行うイーグルアーム】

1)椅子に座った山のポーズをとる

2)両腕を前に伸ばし、右腕を左腕の下にクロスさせる

3)肘を曲げて、手のひらを合わせる(できれば)または手の甲同士を合わせる

4)肘を鎖骨の高さまで上げ、肩甲骨の間を広げる感覚

5)5-8呼吸キープし、首を左右に傾ける

6)姿勢を戻した後に腕を解放して、反対側も同様に行う(首を前後に倒す)

【椅子で行う観察のイーグルアームの動き】

両腕を前に伸ばし、右腕を左腕の下にクロスさせて合掌、
または手の甲を合わせましょう。肩こり解消にも効果的です。

🟠今回の呼吸法と瞑想法

今回の瞑想会でご紹介した呼吸法および瞑想法についてご案内します。これらの実践は、脳のさまざまな領域に変化をもたらし、自律神経システムの調整など、多くの効果が期待できます。さらに、自分自身と向き合うことで、自分との関係を深め、さまざまな気づきを得ることができます。

🟣基本となる呼吸法

🟣心と真我の区別を確立するヴィヴェーカ呼吸法

🟣チンムドラー・プルシャ呼吸法(真我覚醒の呼吸)

🟣真我と出会う深い瞑想法:アートマ・ヴィチャーラ

チン・ムードラの作り方

1. 親指と人差し指の先を軽く合わせて円を作ります。
2. 残りの3本の指はまっすぐ伸ばしましょう。
3. 両手を膝の上に置き(手のひらを上向きに)、自然な呼吸で整えます。

🟠今回のアファメーション

◉私は、変化する心ではなく、それを観察する純粋な意識です。私は健康で、最高に理想とする人生を歩んでいます。ありがとう。

🟠今回のイメージ瞑想

◉瞑想の対象: 思考や感情の波が起こっても、それを静かに観察している純粋な意識としての自分。その意識は広大で、平和で、何にも揺るがされない。この状態で、最高に理想とする人生を歩んでいる状態

🟠今回のセルフコーチング

◉この一週間を振り返って、あなたが「心(思考や感情)」と「本当の自分」を混同していた瞬間はいつでしたか?

◉「私は怒っている」ではなく「心が怒りを経験している」と気づけた(または気づけなかった)場面はありますか?

◉今後、強い感情や思考に巻き込まれそうになった時、「本当の私」をどのように思い出し、一緒に過ごしますか?

瞑想を実践することで、より豊かで幸福な人生を創造する力が身につきます。あなたに起こった良い変化や引き寄せたことなどを、ぜひ教えてくださいね。また、ご質問などがありましたら、遠慮なくLINEメッセージでご連絡いただければ幸いです。

それでは、本日も良い一日をお過ごしください。また、次回お目にかかるのを楽しみにしております。

アキ・ソラーノ

 

ナマステ

配信コンテンツの著作権等について

  1. ヨガ ヒーラー アカデミー ハワイおよびテラハワイコンサルティングLLC(以下「当アカデミー」といいます)が主催または配信するセッション、講座、プログラム、セミナー等(以下、プログラム等といいます)に関する映像、画像、音声、商標、ロゴマーク、配布物、記載等についての商標権、著作権(著作権法第27条及び第28条で定める権利を含むがこれに限らない。)、所有権その他の権利(以下「著作権等」といいます)は、全て当アカデミーに帰属します。
    当アカデミーのプログラム等の参加者(以下「参加者」といいます)は、当アカデミーの許諾なしに、当アカデミーが権利を有する著作物、商標等を無断で使用などの権利を侵害すること、他のサイト上へのアップロード、転載行為及び第三者への配布等を行うことはできません。
  2. 参加者が前項に違反した場合、当アカデミーは、当該参加者に対して商標権法または著作権法等(その他当アカデミーの権利に基づく場合を含みます。)に基づく各処置(警告、告訴、損害賠償請求、差止請求、名誉回復措置等請求等)を行うことができるものとします。