本日の瞑想会は「集中の先にある今ここ」というテーマで、ヨガ哲学第3章1節に焦点を当てました。このセクションの言葉を簡潔にお伝えすると「特定の対象に心を向けることがダラーナである」というものです。

ダラーナとは、心を一つの対象に集中させることを意味します。これは、瞑想を深めるために用いられる実践法です。私たちの心は常に揺れ動き、多くの考えや感覚、雑念などを抱えています。これらの心に浮かぶ考えの総称を「ヴルッティ」といいます。私たちの心は絶えずヴルッティに邪魔をされており、心が彷徨ったり、乱れたりすることがあります。そうした心のヴルッティを鎮めて、心を一つの対象に集中させる実践法がダラーナです。

ダラーナの実践を深めることで、一つの対象に心を留めるスキルが向上し、雑念から解放されやすくなります。たとえ雑念が沸き起こっても、それを上手に手放し、自分が決めた一つの対象に深く集中することが可能になります。高い集中力はビジネスでもプライベートでも良い結果をもたらして、あなたが望む人生を創造する後押しをしてくれます。

本日の瞑想会はディープマインドフルネス®︎を実践しながらダラーナをテーマに、さらなる幸せと自由を得るための探求を深めることができました。